2013-08-04

記憶の再生ボタン

『記憶の再生ボタン』というタイトルでこんな記事が新聞にでていました。

掃除中に留守番電話の録音メモリーがいっぱいになったという表示が出ていたのに気づいた。
何年もその機能を使っていなかったので削除するために最初の録音から聞くボタンを押したところ、
流れてきたのは、一年前に亡くなったその方の祖母の懐かしい声だった。
声を聞くうちに涙とともに沢山の思い出がよみがえった というものでした。。

記事を読みながら内観に行ったときのことを思い出しました。
内観研修では幼稚園のころから小学校入学まで、小学校1年生から3年生までと
時間を区切って記憶を再生していきます。
その時々の自分が体験した出来事をどういう心で受けとめてたのかを客観的に見直すことで、
親や身近な人に対して抱いてきた誤った思い込みの修正をします。

内観というと難しい修行のように思われる方も多いようだが、
『記憶の再生ボタン』というと案外すんなりと自分を振り返ることができそうに思いました。

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