2012-07-30

観念を変える

結婚して1年と半年しか過ぎていないのですが、日々暮らしている中で、できていないことにばかり目が向いていて、相手に対しても、片付けができていない、すぐに食器を洗ってくれないと不満を口にしていました。
不満の種は自分の中にあって、自分で解決するしかないことは分かっていますが、ヨーガの瞑想をしてもなかなか前進がなく、このままだと相手も自分も傷つけてしまうなと思っていた矢先に、姉が行っている『観念を変える』セミナーに参加しました。

自分が事実として受け入れているどんな考えも、変えようのない事実ではなく、自分が抱いている観念だということ。

自分にとって心地よくないと感じながらも使い続けている観念を変えられるのは自分だけであるということ。

ヨーガの勉強で学んてきたことではありますが、改めて言われると、自分はいままさに「心地よくないと感じながらも使い続けている観念」で外側を見ているんだなと実感しました。

それから自分の観念を調べていくと、自分に対する信頼が低いことが分かってきました。

そこで、その明確になった観念を変えるべく、自分にじゅうぶんに信頼を感じている状態を選び、その時の気分や体の様子を記憶します。

姉の話によると、観念を変えるのに、苦労をする必要はなく、洋服を選びに行って、9号サイズを着たら合わなかったら、何も考えずに11号サイズに変える、そんな感覚でことができるそうです。

私の場合は、『自分に対して十分な信頼を実感している』と受け入れると思うと、身体は腕の力が緩んで、胸が柔らかく広がり、顔が自然に微笑んでいる状態になり、同時に自分を信頼していることを受け入れられて幸せだなという幸福感が胸の奥から泉のように湧いてきました。

ヨーガ的には自己存在に対する認知の誤りが修正されたと言えるのでしょうか。

それから新しい観念を強化するために毎日10分程瞑想をしていますが、驚くほど精神的に落ち着いているのと、不満が少なく、満たされていることを実感しています。

不忍池で


2012-07-18

宮島へ

フェリーから見る有名な鳥居はやはりの存在感。
外国の方が見たら神秘的なのでしょうね。
ヨーガ療法学会岡山大会が終わって、主人と主人の両親と合流して、広島の宮島を訪れました。月曜日だというのに団体客も多く、世界遺産と大河ドラマの影響でしょうか。
宮島は島全体が自然遺産のようです。弥山という山には寺院がいくつもあり、弘法大師が修行をした場所もあるそうです。こちらは、ダライラマ法王が弥勒菩薩の開眼法要を行った大聖院です。

山の中腹にあるとても静かなお寺です。たまたま法要の最中で、お坊さんの唱えているお経の印象がとても力に溢れていて、しばらくお経に心を寄り添わせていました。誰しもの内側に存在する神様の存在、ヨーガではアートマンと言ったり、仏教では仏性などというものですが、その存在を思い起こさせるようなお経でした。つまり神聖な言葉(マントラとか)ですから、その言葉のもつ高いバイブレーションが全身に、血液に、細胞、意識に響いていると身をもって感じました。

私が慈愛というものを自覚したのは、チベット仏教のお坊さんに祝福をしていただたときでした。
それは暖かく、懐かしいような、どこかでも以前に感じた感覚で、自分の存在が祝福されていると身をもって感じました。



2012-07-16

復興の福ちゃん



ヨーガ療法学会総会の受付を済まして、エレベーターで上階に上がると、昨年のインド・バドリナース修行会で一緒になった岩手のIさんとTさんがいらして大感激!修行会で辛いなーと思ったときにIさんとTさんの穏やかな笑顔に何度癒されたことか。

その2人から、東日本大震災で被災されて仮設住宅で生活をされている岩手県陸前高田市の方々が手づくりされた復興の福ちゃんキーホルダーを頂きました。

岩手といえば、昨年末に宮古市に足を運ばせていただきました。津波の爪痕に言葉もなく、無力感を感じつつ、買い物など自分ができることで長く支援していこうと心に思いました。

とはいえ、時間の経過とともに、被災した方々に思いを馳せることが薄らいでいくことも度々あることも正直あって、そんな時にIさんとTさんから頂いた福ちゃんは、被災地に寄り添う気持ちを取り戻してくれました。

それとともに、家も流され、家族と失うなど過酷な状況にあっても、あなたのご支援に感謝しますと言える被災者の方の心に、自分がはげまされた気持ちになり、また、恵まれた環境にいるにもかかわらず気づくと不満を口にしている自分を改めようと思いました。

2012-07-11

ヨーガ療法学会研究総会ポスター発表

7月7日に岡山で開催されたヨーガ療法学会研究総会にて
「高齢者デイサービスにおけるヨーガ療法指導報告」をテーマにした
ポスター発表を行いました。

前回の発表は2008年のヨーガ療法士講座の修了課題で、
その時は、東京代表として壇上でオーラル発表をさせていただきました。

発表開始です。顔が緊張していますね。

余裕を持って準備をしてきたつもりが、やはり自分の発表の時間が近づいてくると緊張してきましたが、去年インド修行会で一緒に過ごした仲間の皆さんが集まってくれました。
感激!!!こんなに沢山の人が応援にきてくれている!と気づいたら、張り詰めていた気持ちが楽になりました。

出だしは、マイクの音声が出ないというトラブルもあり、一瞬焦りましたが、持ち時間以内に無事終了!その後は、沢山の方からご質問を受け、自分の発表が少しでもヨーガ療法指導を行っている方のお役に立てたかなと思いました。

次回もよい症例発表ができるように研鑽を続けていきたいと思います。

研究総会が無事終了おつかれさまでした~。
岡山シンフォニーホールの前で
同期のその子さんと一緒に記念写真