2010-06-11

きらきら輝く音


このCD、いつも身体の調子を観てもらっている漢方薬局で流れていました。
調剤待ちの間だにウットリとして聴き入っていると先生が貸してくれました。
よっぽど幸せそうな顔していたんじゃないかと思います。
ピアノ音ひとつひとつが喜んで金色の光となってキラキラと輝いている・・・とでも表現できるでしょうか。
最初から最後までうっとりの至福の一枚です。

2010-05-17

ブレても

「ブレない心の筋肉を鍛えていく」という話を友人が前にしていました。その時は、どんな出来事が起きてもブレない強い自分って理想的、素晴らしい・・・そう思いました。

その数日後に、ある人が「去年は気持ちが下がっていたけど、今年は少しづつ前向きなの。気持ちが揺れることもあるし、でもまた戻ったり繰り返しよね。」と話してくれました。
それを聞いた私は「気持ちが揺れるって人間らしいなー」とその人の存在が愛おしく思えました。

以前は、揺らがないように頑張っていました。人にもそういうものを求めていた気がします。つまり、自分自身が精神的に緊張していたんですね。
そして、そういう人が結構周りに多い気がします。

水のように環境によって柔軟に形は変わっても、水の本質は変わらずにあり続ける。そんなしなやかな心の筋肉を身につけていきたいです。
それを言い換えると、受容や調和でしょうか。

私も少しはしなやかになったのかな?











2010-04-25

根っこ

ヨーガの聖名をいただいた日の瞑想の中で
母性の記憶をさかのぼると
幼稚園の主事先生を思い出しました。

実は以前にバクティヨーガの瞑想で
主事先生の姿を思い出したときに、
「慈しみ」を受けているという気持ちが
わき上がってきたことがありました。

そんな体験の数日後に、
今でも実家の近くにある幼稚園の前を通りました。
商店街の中にある愛しの幼稚園。
いまや高いビルに囲まれてしまいましたが、
入口の前に立つヒマラヤ杉とお寺の建物、
そして幼稚園の平和な雰囲気は
当時のまま変わっていません。

慈しみの心と杉の木に見守られて
幸福に過ごしていた幼稚園の思い出。
私の根っこはここにあるんだな…
そんな気持ちになりました。

神聖な日

ラージャ・ヨーガの師匠の兄弟弟子の方がインドより18年ぶりに来日され、
聖名拝受式が執り行われました。
私もこの度、伝統に入門するための聖名を頂きました。

priyamba devi(プリヤムバ・デヴィ)
母性の徳行実践の女神
という聖名です。

母性という女性に生まれながらにして与えられた
徳を受け入れて育んでいく…
それが私に与えられた、調和していく生き方なのかな…
そのように感じました。

聖名の書かれたカードをじっと見つめながら、
様々なできごとを思い出しました。
ヨーガを学び始めたころの自分、
病気になったときのこと、
それによって気づいたヨーガの教えを
生き方に歩み始めたときのこと、
そして自分の女性性を受容していくことが
素直になれたこと…

まるで自分の聖名が導いてくれたように、
全ての経験が必要なできごとで、
つながっているんですね。

またひとつ大切な日が心に刻まれました。

2010-04-17

セルフコンディショニング

今日は沢山のアスリートをみてきた体のプロ、
大金ユリカさんのセルフコンディショニングのレッスンを受けてきました。

最近、重力の力に流されているを感じる体・・・。
自分でケアをしているつもりでも苦手だったり、キツイ動きは避けてしまいます。

このセルフコンディショニングは、自分の体を人の手に委ねる前に自分で整えようというものです。
初めはボディスキャニングから始まりました。ユリカさんの落ち着いた声が心地よく響きます。
私の体は・・・右の骨盤が左よりも浮いている感じです。そして臍の上あたりが重い感じ。
肩甲骨を広げたり、寄せたり。胸が開いて、背中の動きも気持ちよいです。
つづいて、ボールを使って肩甲骨の周辺を緩めるエクササイズ。
気持ちよいところで、呼吸を入れると背骨が呼吸しているかのようです。
次は、胸の下にボールを置いて、胸郭を広げたり、腹筋を使うエクササイズ。胸が無理なく開いてとても気持ちいい!肋骨の動きが最初はぎこちないのが少しづつ滑らかになってきます。
骨盤とウエストを引き離すストレッチでは、ユリカさんがサポートすると
ググッとウエストの辺りが骨盤から上に伸びていきます。
今まで気づかない部分が刺激されて体が喜んだようで、思わず笑みがでます。
つぎは横向きで腕を伸ばして、胸郭や背部、ウエストを緩める時計のエクササイズ。
脇や胸郭、肋骨など気づかぬうちに固まってきている筋肉が緩むと、あくびと涙がどんどんでます。
腹筋を鍛えるエクササイズや膝を強化するエクササイズなどタオルを使うと分かりやすいですね。
特に高齢の方には、怪我の防止と、使いたい筋肉を意識しやすいみたいでした。
75分のレッスンはアッという間に終了。
最後にもう一度体を確認すると・・・右の骨盤の上がりがなくなっていました。
セルフコンディショニング続けて行こうと思います。

2010-03-18

すてきな人

今年88才のノッコさんは瞳の綺麗な少女のような方です。

会うたびに元気をもらうノッコさんの話しです。

「87才のときはね、何だかすっきりしなかったの。

でも、88才になったらね、勇気がわいてくるというか、何かパリッとしたのよね。

私はね、もう親も家族もいなくなって、今は1人で住んでいるんだけれど、
結局、自分を明るくするのも暗くするのも自分次第なのよね。
そりゃぁ、私だって落ち込むこともあるのよ。
でもね、そういうときは「がんばれ、がんばれ、がんばれ、ノッコ」って自分を励ますのよ。」

といってニコッと笑ってくれたノッコさん。

人はいくつになっても自分の心に栄養を与え続けることができる強さと優しさを持っている。
88才の今を生きている人の言葉は私の心に感動と勇気を与えてくれました。

2010-03-15

気持ちを伝える

久しぶりの日記になりました。

忙しいことはありがたいことですが、
自分の気持ちを確認したり、
日々の自分を振り返りる時間も大切です。

自分の気持ちを把握して相手に素直に伝える。
してそうで実はしてないこと結構あります。
今まで以上に自分の気持ちを伝えること、
相手の気持ちを受け止めること、
きちんと向き合っていこうと思います。