金曜日の午前クラスが終わって、次のクラスまでお昼を兼ねてモスバーガーで過ごしていました。
カウンターで、ナンタコスとサラダセット、紅茶を頼んで、テーブルでレッスンの記録を書いていましたら、しばらくしてから、「お待たせしました~」と店員さんが注文したものを運んできたので、こちらも「はい、ありがとう。」といって顔を挙げると、ナンタコスが入っているバスケットの中にオニポテも入っていました。
(あれっ?これ間違っています。)と言おうとしたら、トレイの上にあるサラダが目に入りました。つまり、頼んだ商品にオニポテが余計についていたのです。
(お店の人が間違えたんだ。)と悟りました。
その瞬間に、間違えているとを〈言った方がいい自分〉と〈黙っていれば分からないかも〉という2人の自分の声が交互に内側に生じていました。
お店の人は、まだ目の前にいます。どうしよう・・・とホワイトな私とブラックな私で心が揺れていると、ブラックな私から〈もうちょっと様子を見てみたら…〉という思いが生じてきて、〈そうだね、すこし様子をみてみようか・・・〉とブラックな考えを受け入れてしまいました。
ドキドキしながら、注文をした商品を少しづつ食べていましたが、その後も店員さんが気づく様子もないことが分かると、オニポテに手を伸ばして、ついに食べてしまいました。
その後も〈やっぱり言うべきだった〉、〈ヨーガの教えに外れたことをして、偉そうにできないよ〉、〈嘘はいけないとか言っといて、物が目の前にあるとこんなに簡単に誘惑されちゃうんだ〉などなど自責の念が次々と出てきました。
もしかして、その日の夜になって、あれは神様からのテストだったのかな?と思いました。
それに、仏教的にいうと教えに背くような行為をすると、積んできた徳がすべてリセットされちゃうのかな、などなど思うと本当に恥ずかしいことをしたなと悲しくなりました。
予想しない出来事への対応の仕方でその人の本性がわかるなと自分の心根のまずさが身にしみた一日でした。
また、心根が強くなるように修行します。神様ごめんなさい。