2011-08-31

アグニホトラ

8月28日に今年のアグニホトラ(護摩供養)に参加してきました。

去年は結納と重なって参加しませんでしたから、1年早いものですね。

護摩供養では、去年一年間の自分を3つの点で振り返ります。

家族、伴侶の中での自分の言動、振る舞いがどうであったか。
ヨーガの仲間、知人の中での自分の言動、振る舞いがどうであったか。
自分自身がヨーガの修行にどのように努めていたか。

次に今年1年、こうありたいと思う自分をイメージし願います。

最初は、今年一年、家族、伴侶の中で、こうありたい自分
二つ目は、ヨーガの仲間、周囲の人々との間での自分
三つ目は、自分自身がヨーガの知恵を持って成長したいこと、生き方

至らない点は、自分の人間関係の癖や甘えが見えました。
相手を思う気持ちに欠けている自分とか。

代々受け継がれてきたヨーガの知恵を学ばせていただく機会に恵まれたのだから、
毎日少しづつ成長していきたいです。



2011-08-28

インド旅行記~Road to ヒマラヤ~Part4

花の谷にベースキャンプになるのがガンガリア、標高3048メートルの高地です。
前回書いたゴーヴィンダ・ガートから先は国立公園になるので、車では行けません。
13キロの行程を3時間程かけて馬で目指します。

2頭に1人馬子がついているとはいえ、お馬さんが頼りですから、「がんばってね」と馬にエール送りながらもアップダウンの続く山道を馬で行くのは緊張の連続です。

休憩が終わっていざ出発。
日焼け止めと埃よけでマスクをしていますが、顔は汗ダラダラです。

馬もさすがに疲れるのでしょう。時々速度が遅くなったり、動きを止めてお休みになります。そうすると馬子がすかさずに「早く行け!」というようなことを言って馬のお尻を叩きます。そのたびに、心の中で「ごめんよ~」と馬に言ってました。

そんなこんなで、一歩間違えれば崖という山道に景色を楽しむゆとりもなく進んでいきましたが、残り3キロくらいから視界が開けてきてアラカナンダー川にそって高山植物が咲き乱れる風景に変わってきました。

やっと到着したのは夕方6時近くでした。


ゴール直前、目前に現れた山の姿に感動
先に見えるテントが今夜の宿泊場所です。


2011-08-27

Fujimotoさんのブラウス

はすのみヨーガサークルのFujimotoさんからオリジナルのシースルーブラウス
をプレセントしていただきました。
よく見ると着物の柄なんです。

いただいた翌日に銀座に出かけましたので、
さっそく着させていただきました。
細身のジーンズに合わせてみました。
歩きながら何度も窓ガラスに映る服をみたりして(笑)

Fujimotoさんありがとうございます。
大切に使わせていただきます。

窓辺にさげてうっとり眺めていました

2011-08-14

写真展のお知らせ

ハラダ ナオコさんの写真展 『見知らぬ夜』
8月29日~9月4日まで、新宿御苑近くのギャラリー Place M で開催されます。
http://www.placem.com/schedule/2011/20110829/110829.html


 ハラダナオコ写真展  Harada Naoko 「見知らぬ夜」
Harada Naoko


ポラリティを受けられる方に表現をされる方が多くいます。
人というのは何かしらの表現ができないとおそらく欲求不満になるんだと思います。
自分らしさを表現しようと努力するプロセスというのは、けっこう苦しいことも多いものですが、それを通り越していかないと、本当のところ自分が何を表現したいのかという気づきがでてこないようにも思います。

ヨーガやポラリティが表現者の気づきにお役に立てればうれしいです。

インド旅行記~Road to ヒマラヤ~Part3

さて、旅3日目は、ルドラプラヤーグから、このゴーヴィンダ・ガートまで車で向かい、さらにそこからは馬で!狭い山道を上って、花の谷の手前のガンガリヤーを目指すという強行軍です。

インド人というと頭にターバンを巻いている人を思い浮かべる方も多いと思いますが、実際にはあれはシク教徒の人のことです。
これから、私たちが行こうとしているゴーヴィンダ・ガートは、シク教徒巡礼基地で、花の谷、シク教の聖地ヘームクンドへの出発地点になっています。
ヒマラヤの夏は巡礼の季節になるので、老いも若きも、赤ちゃんまでも、巡礼の旅に出るのだそうです。

ゴーヴィンダ・ガートに近づくにつれて、目に入ってくるのは、オレンジ色の旗を立てたついた車やバイク。このオレンジ旗こそシク教の目印。特にバイクを運転しているのは、引き締まった体に、りりしい顔立ちのシク教の若者で、私たちは彼らを『シーク・ライダー』と愛着をもって呼んでいました。


車の脇をさっそうと走るシークライダー
そうこうしているうちに、渓谷にあるゴーヴィンダ・ガートが見えてきました。
ゲートの近くは、巡礼の車と人と馬であふれています。
インドでは、まず列で進むということがありません。右側通行とかありませんから、行く人、戻る人がゴチャゴチャと通りにあふれ、さらにその間を分けるように、バーバーバーッと車がホーンを鳴らして通り抜けていきます。
ここまでくるだけでも疲れますが、さらにここから、ハエと馬と馬糞の臭いが待っていました。

青い屋根は馬のテント。奥に見える坂道を馬で登って行きました。


2011-08-05

インド旅行記~Road to ヒマラヤ Part2

さて2日目の宿泊地はルドラプラヤーグという所です。
プラヤーグとはヒンドゥー語で川と川の合流地点という意味で、
ルドラとは、ヒンドゥーの神様の名前だそうです。

このようにヒマラヤの地名は、どこもかしこも神様の名前に由来しています。
というのも、ここが神話の地だから。

そして、そう簡単には神様の地にはたどり着けないのです。

リシケシを過ぎた辺りから道の様子が変わり、いよいよ山岳地帯に入ってきました。
この時点ですでに8時間はバスに乗っているでしょうか。
移動の疲れに追い打ちをかけるように、車はクネクネとしたカーブが続く山道を
走りますが、道が整備されていないので、縦にも横にも体に揺れをかけてきます。

最初は車窓からの景色を楽しんでいた私も少しずつ無口になってきました。
さっきまでよく話していた他の人たちの会話もなくなり、車内はお疲れムードが漂っています。
唯一、私の前の席に座っているドクターHだけが、かわらずにポリポリとスナックを食べたり、生姜の砂糖漬けを食べています。
さすがインドリピーター、こんなストレスには動じません。

そのうちに私の気分はますます悪くなり、額から冷汗がたれてきました。
胃のがまんも限界です。
胃の中のものを吐き出してグッタリ。

さらに追い打ちをかけるように、デヴィプラヤーグという場所に着いたときに、
この先の道が土砂崩れで通行止め!! 迂回路を進まざるを得なくなりましたが、
この道が今まで以上にクネクネした道なのです。


こんな山道を進みました。もちろんガードレールはありません。

しかし、吐き気のつらい気分の中であっても、
この山道から見渡す棚田の景色はとても美しいものでした。
厳しい山の中であっても田を耕して生きる人の暮らしの
純粋さのようなものを感じました。

そうこうしているうちに真っ暗な山道を車のライトだけで進むドライバーさんの素晴らしい運転のお陰で、バスは夜の8時30分にルドラプラヤーグに到着しました。
「やっとついたー!」ホテルに着いた途端に、車内全員が安堵で拍手!

それにしても、あの山道一歩踏み外せば転落です。

ほんとっ、ドライバーさんに感謝です。


棚田の風景