2014-02-18

雪の日のできごと

先日の金曜日、ヨガの教室が終わり、雪の降る帰り道で信号待ちをしていると、隣に半袖シャツ姿の男子中学生がきました。その子の姿を見て、まず最初に頭の中に、「この子どうしたのかな?こんな雪なのに寒くないのかな?」という思いが出てきました。続けて「上着はどうしたんだろう?ないのかな?もしかして、イジメられているかな?」と想像力が勝手に膨らみます。思いは行動になりますね。その通りで、次に私はその子に話しかけてました。「上着なくて大丈夫?寒くないの?」すると中学生は「学ランが濡れると乾かすのが大変なんです。大丈夫ッス、ありがとうございました。」と言ってスタスタ歩いて行きました。
全く私の頭の中にはない返事が返ってきのです。人って面白いなぁ、とジワジワ感じつつ、勝手にストーリーを作る脳の働きに気づく体験をしました。
電車の中で「今日知らないおばさんに話しかけられたよ」とお母さんに話したかもと、またも私の脳は勝手に想像をしてました。
人は頭の中の想像、思い込みを事実と勘違いして、不安や期待を作り出していること、そしてそれを取り除いていくために、私たちはコミュニケーションが必要なのだと実感しました。
脳に支配されず、コントロールする側になることが大切ですね。