2011-11-30

澄んだ瞳

花の谷の帰り道で出会ったシク教徒の人々。
彼らは花の谷よりもさらに奥地にあるシク教の聖地ヘムクンドへの巡礼の途中です。
おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんに子供たちと一家で聖地に向かっていますが、その道のりは決して楽とはいえません。
私たちが馬に乗っても3時間かかる道のりを徒歩で!しかも普通の靴やサンダルで歩いています。

それを見て私は心の中でこうつぶやいていました。「この道を歩いて行くの!大変だな~。」
でも、彼らは急ぐ様子もなくニコニコと嬉しそうにしているのです。
時には聖歌(マントラ)を歌いながら。
大切な存在に会いに行く喜びに溢れている、そんな様子なのでした。

そんな人々に沢山会いました。
ここでも彼らの信仰の強さを垣間見た気がしました。
大いなる存在を信じる力の強さ

今の私たちにもっとも必要な力かもしれませんね。

同時に自分の心のあり方も少し恥ずかしく感じました。
カメラを向けると笑顔で応えてくれました。キラキラした瞳がとても印象的でした

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