2011-07-30

インド旅日記 ロード to ヒマラヤ Part1

インド修行の旅の2日目は、いよいよヒマラヤに向かって出発です。

とにかく大きいインド。そして何が起きるかわからないインド。
山岳地帯は、夜8時以降が通行禁止になります。
できるだけ走るには…、朝3時起床、4時に出発です。

グループはトヨタの小型バス5台(なんとデリーに8台しかない!)に分乗して、
まだ暗いデリーの街を出発。窓越しから見る街の風景は、
屋台、人、子ども、牛、ゴミやら何やらが一緒になっていて、
インドにいるんだな…と徐々に実感し始めてきました。

そのうち景色が街からさとうきび畑に変わって、しばらく田園風景が続きました。
しだいにウトウトとし始めて、また気がつくともうじきお昼とトイレ休憩とのこと。
インドは発展が著しくて、最近は、道路沿いに日本の休憩所みたいなところができているとのことでした。

ここで初のトイレ。インドリピーターは、慣れた様子で
トイレットペーパーロールを持ってトイレへ。
私も同様にトイレに行くと、ちょうどお掃除タイムだったらしく、
サリーを着た2人の女性が床に水を撒きながら床を掃除していました。
そして、ふっと洗面台の方を見ると、
洗面台の上に1~2才くらいの女の子が
座っているではありませんか!

座っている・・・というか、置かれている・・・。
私の目にはそんな風に写りました。

その光景を見た瞬間、私の頭は一瞬フリーズしたかのように固まりました。
脳の記憶のデータにない → 意味づけできない → ということでしょうか。

さて、しばしの休憩も終わり、またバスはひたすら走ります。
そのうちに「もうじきハリドワール」ですよと添乗員さん。
おお、ハリドワールといったらあの死者を火葬してガンガーに流す
ガートで有名な地ではないですか!

ガンガーの左右には駐車場やホテルや、テントが並び賑わっています。
集まる人の目的は、今生の最後の儀式をしに、または巡礼でしょうか。
こんなにも沢山の人がくるのか…と川岸に集まる人を車窓から眺めながら
インドの宗教心の強さを感じ始めていました。


ハリドワールを通る途中


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