ココファームは、1980年代のはじめに、知的な障がいを持つ人たちの自立を目指してつくられたこころみ学園のワイナリーです。
山の急斜面に沿って一面に葡萄畑が広がり、その周りに醸造所、レストラン、そしてワイナリーで働くこころみ学園の方々の住まいがあります。
驚くほど急斜面、登ったり、下りたりするうちに、 ひ弱だった人もすっかりたくましくなるそうです。 |
私たちが行った時は、皆さんお仕事の最中でしたが、その中の一人の方が近くにきて、「たくさん買って行って下さいね。そうすると僕たちの “これ” (指でお金の形を作って)になりますから!」とユーモラスに声をかけてくれました。
こちらではワイナリー見学ツアーを行っていて、ココファームの歴史や、障害をもった方が葡萄を育て、ワインを醸す仕事に関わるがんばりを伺うことができました。
ここでは一人ひとりが自分にあった仕事、それは、葡萄を選別する仕事、カラスを追い払う仕事、ままたは、草取りを誇りをもって一所懸命にしているということ。 働くことの原点を見た気がするような心に残る話でした。
帰り際もみなさんが仕事の手を休めて、手を振って見送ってくれました。
働くみなさんに元気を頂いたココファーム訪問でした。
めずらしい兄と夫との3ショット ちょっとうれしい写真 |
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